フリーランスのライターは、案件がなければ仕事になりません。
ただ、初心者だとどんなふうに仕事を取ったらいいか分からない方が多いのではないでしょうか。
いわゆる「営業」が必要!
確かに自分から積極的に動かなければいけないうえ、さまざまな方法があるので、難しいですよね。
そこで今回は、ライター初心者向けに案件獲得方法10選を紹介します。
すぐに取りかかれる方法から登録やプロフィール作成が必要な方法までいろいろですが、ご自分のレベルや目標に合わせて試してみてください。
案件獲得はフリーランスの生命線
最初に、案件獲得の重要性についてお伝えします。
フリーランスや個人事業主のライターは、自分で案件を獲得して成果物を納めなければ収入は得られません。
いくらライティングスキルが高くても案件がなければ収入が得られず、仕事として成り立たないのです。
逆に言うと、案件獲得スキルがあれば収入が得られ、働き続けられます。
まさに、案件獲得はフリーランスの生命線であり、とても重要です。
案件があれば収入が得られる!
自分の力を存分に発揮して継続的に活動するために、ぜひ案件獲得の方法を身に付けておきましょう。
ライターの必需品 パソコンの選び方については、こちらの記事をチェック!
ライターの案件獲得方法10選
ここからは、ライターの案件獲得方法を紹介します。
①クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングは、企業や個人がインターネット上で不特定多数の人に仕事を依頼するビジネス形態です。
さまざまな仕事の発注があり、ライティングの求人も豊富です。
手数料が発生するサービスがほとんどですが、自分の強みをPRすることで仕事が得られます。
まずはサイトをチェックしてみよう!
Lancers(ランサーズ)
Lancers(ランサーズ)は、2008年にスタートしたクラウドソーシングサービスです。
案件の豊富さ、幅広い仕事ジャンル、手厚いサポート体制から、クラウドソーシングの代表格として知られています。
ライティング・文章作成業務は、1案件2,000円~。
記事・ブログ作成、インタビュー・取材など幅広い仕事のオファーがあります。
システム手数料 | 契約金額(税込)の16.5% ※詳しくはランサーズ公式サイト参照 |
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CrowdWorks(クラウドワークス)
CrowdWorks
Lancers(ランサーズ)と並ぶ、クラウドソーシングの代表的な存在です。
ライティング・記事作成については、オウンド(自社)メディア・ブログ執筆、取材、インタビュー、SEOライティングなど幅広い案件があります。
報酬の相場は、1記事(2,000文字程度)2,000円~です。
システム手数料 | 契約金額に応じて5~20% ※詳しくはクラウドワークス公式サイト参照 |
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クラウディア
クラウディア
案件数は多くありませんが、システム手数料が安いのが特徴です。
ライティングに関しては、記事作成やリライトなどの案件があります。
システム手数料 | 3~15% ※詳しくはクラウディア公式サイト参照 |
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サクラサクワークス
サクラサクワークスは、WEBマーケティングに特化したクラウドソーシングです。
WEBマーケティングを手がける会社が運営しているため、システム手数料がかからないのが特徴です。
単価は1文字2円以上の案件がおよそ77%と高めです。
案件ごとに担当ディレクターが付くため、クライアントとのやりとりは必要なく、執筆に集中できる環境が整っています。
システム手数料 | 無料 |
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②スキルシェアサービスを利用する
スキルシェアサービスは、文章作成、イラスト作成、動画編集など個人の持つさまざまなスキルを売買できるサービスです。
基本的にシステム手数料がかかりますが、特技や趣味を仕事にできるため人気を集めています。
ライティングスキルを出品しましょう!
ココナラ
ココナラ
イラストやデザイン、ウェブサイト制作に加えて、文章作成の出品・購入も活発です。
ライティングに関しては、ブログ記事、SEO記事、テーマに沿った記事などさまざまなスキルがやりとりされています。
特徴として「おひねり」の機能があり、お礼として追加費用をもらえることもあります。
システム手数料 | サービス価格やおひねりなどを合計した金額に対して22% |
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フリーランスワーカー.jp
フリーランスワーカー.jpは、在宅ワークや対面サービスなどフリーランスのスキルを売買できるサービスです。
手数料は他サービスと比べると低めに設定されています。
「投げ銭」の機能が導入されていて、お礼や応援として投げ銭を受け取ることもできます。
システム手数料 | 14.3%(税込) |
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投げ銭還元率 | 80% |
③マッチングサービスを利用する
マッチングサービスは、企業とフリーランスなどワーカーをつなぐサービスです。
企業の求人に応募したり、企業からのスカウトを受けたりして受注します。
仲介システムがないため、利用料や手数料はかからず、企業と直接やりとりするのが特徴です。
無料でマッチした仕事を見つけられる!
Anycrew(エニィクルー)
Anycrew(エニィクルー)は、フリーランス・副業のマッチングサービスです。
リモートや在宅で働ける案件、週1から可能な案件など、多様な働き方ができます。
WEBLANCE(ウェブランス)
WEBLANCE(ウェブランス)は、フリーランス向けのマッチング・求人サイトです。
在宅・リモート案件を中心に、単発、週1などさまざまな仕事があります。
Workship(ワークシップ)
Workship(ワークシップ)は、デジタル業界を中心としたフリーランス・副業向けマッチングサービスです。
デザイナー、エンジニアなどの案件が多いですが、ライター向けの案件もあります。
④ライター募集サイトに登録する
記事作成を手がける会社では、随時、ライターを募集しています。
すぐに仕事がなくても登録しておくと声がかかることがありますので、登録だけでもしておくことをおすすめします。
初心者OKの案件も!登録しておこう
ライターステーション
ライターステーションは、在宅ライターの求人サイトです。
さまざまな分野のウェブライティングの案件が中心で、ウェブマーケティングを手がける会社の編集部から直接依頼があります。
編集部スタッフからのサポートもあり、未経験者でもチャレンジしやすいです。
かくたま
かくたまは記事作成を手がけるサービスで、同サービスの記事を執筆するライターを募集しています。
文字単価は1文字0.9円以上で、平均1円。1文字10円以上の高単価案件もあります。
さまざまなコンテンツを作成しているため、職歴や趣味を生かして執筆することも可能です。
Webライターズバンク
Webライターズバンクは、在宅ウェブライターの募集サイトです。
さまざまなウェブメディアを運営している会社が手がけていて、同社のサイトの記事を作成するライターを募っています。
未経験者、初心者の登録も可能です。
⑤企業やウェブメディアのライター募集に応募する
企業やウェブメディアでは、自社のウェブサイトでライターを募集していることがよくあります。
興味のある企業、ウェブメディアがある場合は、各サイトにアクセスして求人情報、採用情報などをチェックしてみてください。
こまめにチェックするのがおすすめ!
こちらの記事では、WEBライター募集サイトをまとめて紹介しています。
⑥Google検索で探す
シンプルな方法ですが、Google検索で探すという方法もあります。
「ライター 募集 業務委託」
「ライター 募集 外部スタッフ」
「ライター 募集 在宅」
などで検索すると、たくさんの情報が出てきます。
検索するときは、期間指定をするのがおすすめです。
検索結果の画面で「ツール」→「期間指定なし」をクリックして、「1か月以内」などの期間を選ぶか開始日・終了日を指定します。
期間を指定して探すと効率的!
こうすることで、より新しい情報を探せます。
⑦求人検索エンジンで探す
求人検索エンジンは、全国の求人サイトなどの求人情報を一括検索できるサイトです。
ワーカー側の登録・利用は無料です。
正社員、アルバイト、パートの求人が中心ですが、業務委託の案件もあります。
働き方、職種、希望勤務地で検索できるようになっていますので
「業務委託 ライター」
「在宅 ライター」
「ライター 東京(希望勤務地)」
などで調べてみましょう。
Indeed(インディード)
Indeed(インディード)は、国内最大級の求人検索エンジンです。
登録企業も多く、網羅的に求人を探せます。
希望条件に合った求人情報が見つかるとメールが届く「ジョブアラート」に登録しておくと、情報を逃さずチェックできます。
スタンバイ
スタンバイは、LINEヤフーとVisional(ビズリーチなどを運営)の合弁会社が運営する求人検索エンジンです。
フリーランス向けの業務委託案件も数多くあります。
アプリには、新着の求人をお知らせしてくれる機能があり、便利です。
求人ボックス
求人ボックスは、「価格.com」を手がける株式会社カカクコムが運営する求人検索エンジンです。
サイト運営のノウハウを活かし、見やすく使いやすいサイトになっています。
希望条件に合った求人が届く「おすすめ求人メール」の機能があり、欲しい情報をすぐにキャッチすることができます。
⑧Xで探す
SNSにライターの募集情報が投稿されることも多いです。
なかでもおすすめなのは、X(旧Twitter)です。
「WEBライター募集」「ライター募集」などで検索すれば、多くの求人情報が見つかります。
仲介がないため手数料などはかかりませんが、直接契約になるため、契約の交渉や問題が起きたときの対応も自分でしなければなりません。
ライター未経験者や初心者には、ハードルがやや高い部分があります。
Xでは、ライター募集情報をポストしている方もいます。
このような方をフォローして、有益な情報を得る方法をもあります。
Xでライター募集情報をポストしているアカウント
⑨Xやブログで仕事依頼を受ける
X(旧Twitter)やブログで仕事依頼を受けられるようにしておくのも一つの方法です。
Xならば、プロフィールに「お仕事募集中」「お仕事の依頼はDMから」と書いておく、ブログならば、プロフィールに連絡先を記載する、お問い合わせフォームを作るなどしておきましょう。
Xやブログを見た企業などからオファーが届くことがあります。
特におすすめなのは、ブログを開設することです。
仕事獲得の窓口になるだけでなく
・文章力
・構成力
・企画力
・SEOスキル
・ブログ作成・運営力
などをアピールすることもできるからです。
⑩お仕事紹介のあるライター講座を受ける
少し時間がかかりますが、お仕事紹介のあるライター講座を受けるという方法もあります。
ライター講座の中には、受講中や修了後に案件の依頼を受けられたり、仕事を保証してくれたりするものがあります。
ライター講座の受講を検討している方は、案件紹介や仕事保証の有無もチェックしてみるといいでしょう。
あなたのライターキャリア講座 | 運営会社や提携先から案件紹介を受けられる場合があります |
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パーソナルWebライティングスクール | 受講中の仕事依頼、仕事保証パック(オプション)があります |
まとめ
今回は、ライター初心者向けに案件獲得方法10選を紹介しました。
すぐに取りかかれる方法から登録やプロフィール作成が必要な方法までいろいろですが、ご自分のレベルや目標に合わせて試してみてください。