
家事の中で私がもっとも負担を感じるのは「掃除機がけ」です。
マキタのコードレス掃除機とフローリングワイパーで週に1回掃除しているのですが、時間も労力もかかる……。
「もっとラクにできないかしら」と思っていたところ、「ロボット掃除機」のお試しのお話をいただきました!
そこで、今回は「Dreame(ドリーミー)」のロボット掃除機「DreameBot L10s Plus Se」の体験レビューをお届けします。
ロボット掃除機を使うのは初めてで
・使いこなせるかな
・Wi-Fiとか苦手
・お手入れが大変そう
・そもそもロボット掃除機って必要?
などいろいろ思いましたが、とりあえず使ってみることに。
結論を先にお伝えすると
ロボット掃除機を使うことで時短&家事がラクになって、気持ち的にも体力的にも余裕が生まれました!

ロボット掃除機が気になっている方に、参考にしていただけたらうれしいです!
\吸引も水拭きもOK!/


「Dreame(ドリーミー)」とは?
「Dreame(ドリーミー)」は、「Dreame Technology(ドリーミーテクノロジー)」という中国の会社が手がけるスマート家電ブランドです。
2017年に創業し、2023年に日本市場に本格参入したばかり。
日本では、ロボット掃除機、水拭き掃除機、コードレス掃除機、ヘアドライヤーを販売しています。
主力商品のロボット掃除機は、6センチの段差を乗り越えられるハイスペックタイプから、リーズナブルなエントリーモデルまで、7種類を展開しています。(2025年4月時点)
日本での知名度はまだ高くないものの、高い技術力でじわじわと注目を集めている話題のメーカーです。
\「Dreame」について詳しくはコチラ!/
「Dreame」のロボット掃除機7機種
「Dreame」のロボット掃除機7機種は、すべて吸引だけでなく水拭きもできます。
上位機種になるほど吸引力が高く、自動機能が充実しています。
「Dreame」ロボット掃除機7機種の特徴と価格
特徴 | 掃除方法 | 吸引力 | 自動機能 | 定価 | |
X50 Ultra | 2025年春発売の新製品 6センチの段差越え可能 | 吸引・水拭き | 20,000 Pa | ゴミ収集 モップ洗浄・温風乾燥 タンク給水 洗剤補充 | 229,800円 |
X30 Ultra | 6WAY全自動 ベースステーションも自動洗浄 | 吸引・水拭き | 8,300Pa | ベースステーション洗浄 ゴミ収集 モップ洗浄・熱風乾燥 タンク給水 洗剤補充 | 239,800円 |
L20 Ultra Complete | 5WAY全自動 | 吸引・水拭き | 7,000Pa | ゴミ収集 モップ洗浄・熱風乾燥 タンク給水 洗剤補充 | 229,800円 |
L10s Ultra Gen2 | 5WAY全自動 | 吸引・水拭き | 10,000Pa | ゴミ収集 モップ洗浄・熱風乾燥 タンク給水 洗剤補充 | 159,800円 |
DreameBot L10s Plus Se | ゴミ捨ては90日に1回 | 吸引・水拭き | 6,500Pa | ゴミ収集 | 84,800円 |
D10Plus | ゴミ捨ては65日に1回 | 吸引・水拭き | 4,000Pa | ゴミ収集 | 69,800円 |
D9Max Gen 2 | シンプル&リーズナブル | 吸引・水拭き | 6,000Pa | - | 45,800円 |



本記事で紹介するのは「DreameBot L10s Plus Se」です
\「Dreame」全機種をチェック!/
Dreame「DreameBot L10s Plus Se」特徴


今回ご紹介するDreame「DreameBot L10s Plus Se」は、Dreameのロボット掃除機のなかでは、機能・価格とも中間に位置する機種です。
特徴
- ゴミ捨ては90日に1回
- 6,500Paの高い吸引力
- 吸引も水拭きも可能
- カーペットを検知するモップリフトアップ機能付き
商品概要
商品名 | Dreame「DreameBot L10s Plus Se」 |
---|---|
色 | 黒 |
本体サイズ | 長さ44×幅35×高さ42.5cm |
掃除方法 | 吸引・水拭き両用 |
吸引力 | 6,500Pa |
バッテリー | 5,200mAh |
定価 | 84,800円(税込) |
\ゴミ捨ては90日に1回でラク!/


Dreame「DreameBot L10s Plus Se」セット内容
「DreameBot L10s Plus Se」のパッケージは、幅40×奥行37×高さ46センチ。
ほぼ同サイズの段ボール箱に入った状態で届きます。





大きめで女性一人で運ぶにはちょっと重い
セット内容は、以下のとおり。


- ロボット掃除機本体
- 自動ゴミ収集ベースステーション
- ベースステーションプレート
- サイドブラシ
- 電源コード
- モップパッドホルダー×2
- モップパッド(装着済み)
- 紙パック×3(1つは装着済み)
- 取扱説明書



取扱説明書はすべて日本語。図解付きで分かりやすいです
Dreame「DreameBot L10s Plus Se」使用前の準備
使う前に
・ベースステーション
・ロボット掃除機本体
・アプリ
の準備が必要です。
ベースステーションの準備
ベースステーションを設置して、コンセントに接続。ベースステーションプレートを取り付けます。


ロボット掃除機本体の準備
ロボット掃除機の保護シールをはがし、裏側にサイドブラシとモップを取り付けます。
そして、ベースステーションにセットして充電します。


アプリの準備
「Dreamehomeアプリ」をダウンロードして、デバイスを追加し、Wi-Fiに接続します。


Wi-Fi接続のポイント


私はWi-Fi接続のときに手間取ってしまったので、注意ポイントを2点お伝えします。
①Wi-Fiの周波数について
Dreameのロボット掃除機で利用できるWi-Fiの周波数帯は「2.4GHz」のみです。
必ず「2.4GHz」であることを確認してください。



最初「5GHz」でつなごうとしたら接続できなかった……
②ネットワーク名とパスワードの入力について
アプリの指示にしたがって操作していくと、「Dreameのネットワーク名」の下にパスワードを入れるよう求められますが、ここで自分のルーターのWi-Fiのパスワードを入れてもつながりません。
「Dreameのネットワーク名」は削除して、自分のルーターのネットワーク名を選んでパスワードを入力するとつながります。
- 「設定」→「Wi-Fi」を開く
- 「Dreameのネットワーク名」の右にある「iマーク」を押す
- 「このネットワーク設定を削除」を押す
- 自分のルーターのネットワーク名を選んでパスワードを入力する



2回目以降はパスワード入力なしで自動的につながります


\ 新規会員登録+クーポンコード入力で計3,000円OFF/
Dreame「DreameBot L10s Plus Se」メリット
Dreame「DreameBot L10s Plus Se」のレビューをお伝えします。まずはメリットからです。
①高いお掃除力
想像していた以上に、お掃除力が高いです。
1回ですべてのゴミを取り切れるわけではありませんが、ゴミが残った場合は戻って吸引してくれます。



1回目で70%のゴミを取り、2回目、3回目で100%に近づけるようなイメージ
取りにくいゴミは、モップとサイドブラシが取ってくれます。
特にサイドブラシが大活躍!


壁際や棚の下などのチリやホコリをかき出して、隅々まできれいにしてくれます。
コードレス掃除機だとここまで細かい掃除はできないので、うれしいポイントです。
②障害物を確実に回避
障害物回避能力も高いです。
テーブルやイス、ベッド、棚の脚などを確実によけながら、その周りをサイドブラシを使って丁寧に掃除してくれます。


ただ、カーテンも障害物と認識するため、閉めたままだとカーテン下は掃除してくれません。
窓際まで掃除したいときは、カーテンを開けたり、持ち上げたりする工夫が必要です。
③段差もスムーズ
段差の乗り降りもスムーズです。
ただ、私の家はほとんど段差がないので「当たり前か」と思い、実家の敷居でも試してみました。
こちら2.5センチの段差。最初は行ったり来たりしたものの、何とか自力で乗り越えていました!


もう少し高くなると難しいかもしれませんが、低めの段差であれば対応できるようです。
④水拭きでさらにきれいに
水拭きも試してみたところ、濡れたモップでクルクルと丁寧に拭いて、細かいチリやホコリも取ってくれました。
私は雑巾がけは面倒でなかなかしないので、代わりにやってくれるのはとってもうれしいです。





拭き終わったらすっきり♪
⑤スマホで遠隔操作できてラク
アプリと連携することで、さまざまな機能を利用でき、より便利に効率的な掃除が実現します。


もちろんスマホでの遠隔操作も可能。
「スタート」「一時停止」「終了」はもちろん、掃除するエリアの設定、掃除したエリアの確認、掃除の予約など、グンと使い勝手がアップします。



いちいち掃除機を動かしたり、本体ボタンを押さなくていいからラク!
⑥マッピング機能で効率的に掃除できる
アプリと連携すれば、マッピング機能も利用できます。
マッピング機能は「センサーで間取りや障害物を把握して地図を作って、効率的に掃除をする機能」のこと。
掃除を始めると最初に測位を行って地図を作るのですが、ほんの数分でかなり正確な地図ができあがってビックリしました。


掃除を繰り返すことで正確度が増して、より効率的になるそうです。



テーブルやベッドの脚までちゃんと捉えています
私は最初「マッピングは難しそうだから使わなくてもいいかな」と思っていたのですが、使ったほうが断然便利だと思いました。
最短ルートで無駄なく掃除できれば、時間も電気代も節約できるからです。
初めのうちは面倒に感じるかもしれませんが、慣れるまで使ってみることをおすすめします。
⑦自動ゴミ収集機能がラク
掃除が終わってベースステーションに戻ると、すぐに自動ゴミ収集が始まります。


本体ダストボックスのゴミを出す手間が省けて、とってもラク!
紙パックは3.2リットル入るので、ゴミ捨てはまだまだ先でよさそうです。





ゴミ捨てがラクなのはかなりうれしい!
\自動ゴミ収集機能付き/


Dreame「DreameBot L10s Plus Se」デメリット
続いて、デメリットをお伝えします。
①置き場所を取る
本機種のベースステーションのサイズは、高さ42.5×幅30×奥行44cm。そして、直径35cmの本体を置きます。


めちゃくちゃ大きいわけではないですが、それなりに場所が必要です。
スティックタイプの掃除機に比べるとスペースを取るので、購入前に設置場所を考えておきましょう。
②時間がかかる


ロボット掃除機は丁寧に細かく、何度か同じ場所を掃除するので、掃除自体は時間がかかります。
6畳の部屋だと20分くらいかかるでしょうか。



自分でやると5分で済む……
ただ、物を片付けておけば後はすることはないので、他の家事をしたりお出かけしたりでき、結果的には時短&家事ラクになります。
③ゴミ収集の音が大きい


掃除中の音は、一般的な掃除機の音と同じくらいです。
ただ、ベースステーションでゴミを収集するときは「ゴォー」っとかなりの音がします。
短時間で終わりますが、夜だと音が気になるかなと思いました。
④日常的なお手入れが必要
モップやブラシは、それなりの頻度でお手入れが必要です。
お手入れの頻度 | |
モップパッド | 使用後毎回 |
---|---|
メインブラシ、サイドブラシ | 2週間ごと |
ダストボックスフィルター | 2週間ごと |


水拭きをしたときには
・モップを水で洗う&干す
・ウォータータンクの水を捨てる
も必要です。
正直なところちょっと大変だなと思いますが、高性能な物だけに日頃のお手入れが欠かせないのでしょうね。
高い性能を維持して長く使うために、お手入れはきちんとしておこうと思っています。
⑤ランニングコストがかかる
モップやブラシ、紙パックなど消耗品は必要に応じて交換が必要なため、ランニングコストがかかります。
交換頻度 | 価格(税込) | |
モップパッド | 1~3カ月ごと | 4個入り1,880円 (公式サイトでは1,480円) |
---|---|---|
サイドブラシ | 3~6カ月ごと | 2個入り1,490円 (公式サイトでは1,100円) |
メインブラシ | 6~12カ月ごと | 1個2,180円 (公式サイトでは1,780円) |
紙パック | 2~4カ月ごと | 3個入り2,980円 (公式サイトでは1,980円) |
使用頻度によりますが、年間数千円はかかりそう……。
ただ、時短や家事負担の軽減効果を考えると、必要経費なのかなと思いました。
まとめ
今回は「Dreame(ドリーミー)」のロボット掃除機「DreameBot L10s Plus Se」の体験レビューをお届けしました。
いくつか気になる点もありますが、ロボット掃除機を使うことで時短&家事がラクになって、気持ち的にも体力的にも余裕が生まれました!
その分、ほかの家事や仕事、余暇に時間を使えるようになり、QOLが上がったと感じています。
ただ、狭い場所などはロボット掃除機は入れないため、コードレス掃除機とフローリングワイパーと併用しながら掃除していく感じになるかなと思っています。
ロボット掃除機は値が張るので、いざ買おうと思うと悩みますよね。購入を検討している方に、この記事が役に立てば幸いです。


\ 新規会員登録+クーポンコード入力で計3,000円OFF/





