・接続詞の使い方がよく分からない
・たくさん種類があってどの接続詞を使えばいいか迷う
・逆接の接続詞『ところが』と『しかし』のどちらを使えばいい?
文章を書いている時に「接続詞」の使い方や選び方に迷ってしまうこと、ありませんか。
接続詞というと脇役のようなイメージがありますが、実は文章の行き先を左右する重要な存在です。
だからこそ、上手に使って適切な文章を書きたいところです。
そこで今回は、接続詞の使い方や選び方がよく分かる本『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』を紹介します。
この本を読めば、接続詞がうまく使えるようになり、執筆がスムーズに進みます!
『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』はどんな本?
本書は、一言でいうと「接続詞集」です。
150以上の接続詞が順接、逆接などの種類別に分けられ、それぞれの意味と使い方、文例が解説されてます。
接続詞がぎゅっと一冊にまとまっている便利な本です。
著者は、伝える力【話す・書く】研究所所長の山口拓朗さん。
出版社の編集者、記者を経て、現在は執筆に加えて、講演、研修で文章の書き方を伝えています。
広告コピー、セールスライティング、WEBライティングも手がける、ライティングのプロです。
『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』をすすめる2つの理由
本書をおすすめする理由は、大きく分けて以下の2点です。
①接続詞が種類別に分けられていて、目的の接続詞を見つけやすい
本書は、接続詞が
・言い換える
・順接する
・逆説する
・対比する
・結論を導く
などの種類別に分けられていて、それぞれ説明されています。
そのため、巻頭の目次を読むだけで
・接続詞の種類
・種類別の具体的な接続詞
が分かります。
「どの接続詞を使えばいいか」迷う時は、まず目次で「順接する」「逆接する」などの種類を選んで、その中から文章の流れに合った接続詞を見つければOK。
接続詞が種類別に分かりやすく分類されている、この点だけでも重宝します。
②接続詞のニュアンスまで分かり、適切な接続詞を選べる
本書では、それぞれの接続詞についてニュアンスまで分かるように解説されています。
例えば、逆接の接続詞には
・しかし
・ところが
・でも
・けれども
などがあります。
どれを使っても逆接の文章として成立しますが
「ところが」と「しかし」、どちらを使えばいいか、悩む時はありませんか。
そんな時は、本書の「ところが」「しかし」のページを読んでみます。
すると
・書き手がどのような気持ちの時に使うべきなのか
・硬い表現なのかやわらかい表現なのか
など細かいところまで説明されていますので、どちらを選べばいいかはっきりと分かります。
まとめ
今回は、接続詞の使い方や選び方がよく分かる本『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』を紹介しました。
接続詞が一冊にまとまっていて、適切な接続詞が選べるようになり、とても重宝します。
私にとっては、文章を書く時に欠かせない一冊です。
接続詞の使い方や選び方に迷った時に、ぜひ開いてみてください。