
愛用している「ダンスコ」。3年ほどたつと、パイピング(フチのところ)がはがれてきてしまいました。
修理しようと思ったけれど、ダンスコではパイピング修理は受け付けていないとのこと(公式サイト)。
靴修理のお店で対応してくれるところもありますが、なかなかお高い(約1万円)。
そこで靴墨(靴クリーム)塗ってみましたが、応急処置にしかならず……。
次の一手として試してみたのが、「合皮の補修テープ」を使って修理する方法です。
本記事では、補修テープによる修理の方法と結果をまとめてみました。
\自分で簡単に修理できる!お手軽補修テープ/
「ダンスコ」パイピングのはがれ具合
まず私のダンスコのパイピングのはがれ具合についてお伝えします。
3年ほどではがれ始めて、5年ほどでかなりはがれてきました。

りん黒いパイピングが白くなってかなり目立ちます。足元を見られると、恥ずかしい……
靴墨(靴クリーム)を塗ってみたお話はこちら!


「合皮の補修テープ」とは
今回利用する「合皮の補修テープ」は、ソファやカバン、傘の持ち手、自転車のサドルなど長く細い部分を直すためのテープです。


テープの裏に貼ってある紙をはがして、補修したい箇所に貼り付ければOKという、誰でも気軽に使える商品です。


| ブランド | キャプテン(CAPTAIN) |
|---|---|
| 商品名 | 合皮の補修テープ |
| サイズ | 幅2.5cm×長さ1m |
| 色 | 黒 |
| 素材 | ポリウレタン、ポリエステル 接着面=アクリル系樹脂 |
補修テープのサイズは3種類あります。
- 幅2.5cm×長さ1m
- 幅2.5cm×長さ5m
- 幅5cm×長さ50cm
1足分のパイピング修理だけなら「幅2.5cm×長さ1m」で十分です。
色も3種類あります。
- 黒
- コゲ茶
- 半透明
私のダンスコは「プロフェッショナル オイルド」のアンティークブラウン。アッパー部分はブラウン、パイピングは黒なので、黒を選びました。
\誰でも気軽に使える!簡単テープ/
「合皮の補修テープ」でダンスコを修理してみた!
「合皮の補修テープ」の説明に沿って、パイピングを修理していきます。
①テープを補修する箇所より少し長めにカットする
まず、補修したいパイピングの長さに合わせてテープをカットします。少し長めに切るのがポイントです。
角を丸くカットすると接着後はがれにくくなるそうなので、はさみで丸く切りました。





裏面に紙が貼ってあり、はがすとくっつく仕組みになっています
②補修する箇所のまわりの汚れをよく拭き取る
次に、パイピングのまわりを布で拭きます。
濡れたり油分やホコリが付いていたりすると、くっつきにくくなるそうです。
③裏面の紙を剥がし、貼りつける
最後に、テープの裏に貼ってある紙をはがして、補修したい箇所に貼り付けます。


上から押さえてくっつけば、できあがり!



かなり簡単!誰でもできます
「合皮の補修テープ」による修理、やってみる価値あり!
「合皮の補修テープ」による修理、やってみる価値はあるかなと思います。
試してみた結果や感想をレビューとしてまとめてみました。
①はがれが目立たなくなった!
まずパイピングのはがれは目立たなくなりました。
細かくは気になる点もありますが、とにかく恥ずかしくない程度にはなったかなと。


②貼り方はよく考えて!
ただ、貼り方はちょっと失敗しました。
補修テープの粘着性はそれほど高くないと思っていたので、あえてもともとのパイピングよりもはみ出した形で貼ったのです。
そうするともともとのパイピングの幅と合わないし、貼り付けた感が強くなってしまった……。


粘着力はけっこう高いので、きれいに仕上げるならば、
- もともとのパイピング+数ミリの幅で貼り付ける
- 一部分ではなく、甲の部分全部に一度に貼り付ける
のどちらかがいいのではないかと思いました。



私は②の方法でもう少しきれいに直そうかなと考えています
③テープは丈夫、雨にも強い
補修テープは意外にも丈夫で雨にも強いです。
雨の日も含めて1週間ほど履きましたが、取れたりシワが寄ったりということはありません。
3年、5年というわけにはいかないと思いますが、1~2年は持ちそうな気がしています。
④見た目はそこそこ高級感あり
「合皮の補修テープ」は500円ほどと安価ですが、見た目はそこそこ高級感があります。
ツヤのないマットな感じで、細かい模様が入っていて皮のようにも見えます。
色がなじめばそんなに目立たないし、安っぽくも見えません。
ただ、もともとのパイピングは少しツヤ感があり質感が異なります。
同じような質感がいい方は、光沢のあるテープを選んだほうがいいです。



私の履いている「プロフェッショナル オイルド」アンティークブラウンはツヤあり
⑤柔らかく貼り付けやすい
触り心地は紙のようだけれど、皮のような質感もあり柔らかいです。
横に少し伸びるので、斜めや丸くなっているところでも貼り付けられます。



思っていた以上に使い勝手がよかったです!
\パイピングのはがれを手軽に目立たなくできる!/
まとめ
「合皮の補修テープ」を使ってダンスコのはがれたパイピングを修理する方法と結果をお伝えしました。
もう少し慎重に貼ればよかったと少し後悔していますが、ほぼ普段履きなのでこれでいいかなと思っています。
ただ、きちんと直したいという方は、靴修理のお店に依頼されることをおすすめします。
パイピング修理 参考
▼天草製作所(東京都)
ダンスコ修理受付 – アマクサファクトリー修理受付
ダンスコ(プロフェッショナル)パイピング甲周りの修理代金=9,900円(税込)






