
ブログの記事を書く時
・文章がまとまらない
・書くのに時間がかかる
と悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが「文章の型」です。
「文章の型」とは、何から書き始めるのか、どのような流れで書けばいいのかを示す、文章構成のパターンのこと。
文章の型を使えば短い時間で読者に伝わりやすい文章が書けますので、ブログを書くならばぜひ覚えておきたい技の一つです。
そこで今回は「ブログ記事の執筆に役立つ文章の型3選」を紹介します。
ブログ記事の書き方を知りたい
ブログ記事の文章がまとまらない
ブログ記事を書くのに時間がかかる


ブログ執筆に役立つ文章の型3選
文章の型にはさまざまなものがありますが、ここでは特にブログ執筆に役立つ文章の型として、以下の3つを紹介します。
- 逆三角形型
- PREP法
- 情報列挙型
①逆三角形型
まず、基本となるのが「逆三角形型」です。
逆三角形型は、最初に結論を書き、その後、補足説明を加えていく型です。

冒頭の「結論」は、5W1Hを意識すると書きやすいです。
5W1H
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(誰が)
・What(何を)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
「説明」では、結論に至った経緯や理由などを説明・解説します。
「補足」では、説明で書ききれなかった追加の情報を書きます。
この時、情報は「大から小へ」の順番で書くのがコツです。
「具体性の高い情報から低い情報へ」「重要性の高い情報から低い情報へ」を意識しましょう。
逆三角形型のメリット
逆三角形型では、冒頭に結論を書くため
・読み手は、知りたい情報をすぐに得られ、短時間で内容を把握できる
・書き手は、伝えたいことが明確になり、書き進めやすい
というメリットがあります。
ブログ記事では最初に結論を書くのが鉄則です。
知りたいことをキーワード検索して訪れる人は、冒頭で知りたい答えが得られないと離脱する可能性が高いからです。
逆三角形型を使えば、真っ先に結論が分かるため、読み手の満足度が高い文章ができあがります。

新聞記事は、逆三角形型で書かれていることが多いです
②PREP法
PREP(プレップ)法は
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
の頭文字を取ったもので、結論から始めて、結論に至った理由、具体例、最後に改めて結論の順番で書いていきます。


「Point(結論)」は、結論を「5W1H」に沿って書きます。
「Reason(理由)」は、結論に至った理由を説明します。



「なぜなら~だからです」とすると書きやすいです。
「Example(具体例)」では、理由の具体的な情報として、事例やデータを示します。



「例えば~」「実際に~」とすると書きやすいです。
最後の「Point(結論)」では、冒頭で述べた結論をもう一度繰り返します。
同じ結論でも、冒頭と最後で少し変化を付けるとうまくまとまります。



例えば、冒頭の結論が「○○がおすすめです」ならば、最後の結論は「○○してみてはいかがでしょうか」にするといいですよ。
PREP法のメリット
PREP法では、結論→理由→具体例の順になるため
・読み手は、一つ一つ理解しながら読み進められる
・書き手は、論理的で説得力の高い文章を書ける
というメリットがあります。



読み手の興味を引き付けられるので、記事を最後まで読んでもらいやすい型です。
③情報列挙型
情報列挙型は、結論やテーマを述べた後、複数の情報を並べて伝えて、最後にまとめる型です。


「結論(テーマ)」では、結論やテーマを書いた上で、「要点は3つあります」「メリットを5つお伝えします」など列挙する情報の内容と数を書くと分かりやすいです。
「情報」の数は内容によって変えて構いません。ただ、多すぎると分かりにくくなるため、3~5つぐらいが適当です。
まとめでは、列挙した情報を踏まえて、改めて結論を書いたりテーマに対する答えをまとめたりします。
情報列挙型のメリット
情報列挙型では、冒頭の結論やテーマに対して、複数の情報を整理して書くため
・読み手は、情報のポイントを理解しやすく
・書き手は、情報をまとめやすい
というメリットがあります。



複数の商品を紹介したり、商品の特徴を説明したりする時に使いやすい型です。
まとめ/文章の型を活用して書いてみよう
今回は「ブログ記事の執筆に役立つ文章の型3選」を紹介しました。
- 逆三角形型
- PREP法
- 情報列挙型
はいずれも最初に結論を伝えるため、読み手に親切な書き方といえます。
読者が読みやすく理解しやすい記事が増えれば、ブログの信頼性が高まり、収益にも結び付くはずです。
「ブログ記事がうまく書けない」という方は、ご紹介した文章の型をぜひ活用してみてください。





