雪道を歩くときに怖いのが「転倒」ではないでしょうか。
私の知り合いには、凍結した路面で滑って骨折して、手術を受けた人がいます。
年を重ねると骨も弱くなりますし、できるだけ転倒しないようにしたいものですよね。
転倒防止のために「ハイパーV スタッドレスソール」という靴底に付ける滑り止めを購入しました。
滑り止めグッズはいろいろあるけど、本当に滑りにくいのか気になる!
今回は「ハイパーV スタッドレスソール」のレビューをお届けします。
結論を先にお伝えしておくと、本当に滑りにくいです。転倒を防ぎたい皆さんにおすすめです!
\靴に装着するだけのカンタン滑り止め!/
「ハイパーV スタッドレスソール」とは
「ハイパーV スタッドレスソール」は、靴底に付けるゴム製の滑り止めです。
雪道や凍った路面などでの転倒を防いでくれます。
商品概要
商品名 | ハイパーV スタッドレスソール SS-02 |
---|---|
カラー | 黒 |
サイズ | ・M(22.5~25センチ) ・Lサイズ(25.5~30センチ) ・LLサイズ(大きめの防寒靴27~30センチ) |
素材 | 合成ゴム100% |
内容量 | 両足分2個セット |
メンズ、レディース問わず、装着できます!
\靴底に付けるゴム製の滑り止め/
「ハイパーV スタッドレスソール」はなぜ滑りにくい?
「ハイパーV スタッドレスソール」が滑りにくい理由は、大きく2つ。
「特殊なゴム」と「階段状の構造」です。
①特殊なゴム
氷や雪の上で滑りにくい、特殊なゴムが使われています。
手で触ってみると柔らかくモチモチっとしていて、それだけで滑りにくさを感じます。
②階段状の構造
底面は階段状の構造で、細かな溝がたくさんあります。
この構造と溝によって氷や雪の上でも地面に吸い付き、滑りにくくなっています。
「ハイパーV スタッドレスソール」は老舗ゴムメーカーが製造
「ハイパーV スタッドレスソール」を製造しているのは「日進ゴム」(岡山県)という会社です。
1932年創業の老舗で、独自のゴム技術を生かして、安全靴・作業靴やゴム製品の製造・販売を手がけています。
「転倒事故を減らしたい」という思いから、油や水、石けん水の上でも滑りにくい「ハイパーV」という製品を開発。
さらに「氷や雪の上、冷凍倉庫での転倒事故を防ぎたい」と開発されたのが、今回ご紹介してる「ハイパーV スタッドレスソール」です。
ゴムメーカーの長年の経験と技術に基づいて作られた製品なのです。
\老舗ゴムメーカーが開発した本格的な滑り止め/
「ハイパーV スタッドレスソール」装着方法
「ハイパーV スタッドレスソール」の取り付けは3ステップ。
自分で簡単に取り付けられます
- つま先にソールの先を引っかける
- ソールをかかとに向けて引っ張る
- ソールをかかとに引っかけて整える
装着すると、このような感じになります。
靴を履いた状態で取り付けてください(履かない状態だと取り付けにくい)
私が取り付けたのはTHE NORTH FACEのスノーブーツ(少しタイプが違うけど)
「ハイパーV スタッドレスソール」レビュー
ここからは、日進ゴム「ハイパーV スタッドレスソール」を実際に使ってみた感想をお届けします。
本当に滑りにくい
最も気になるのが滑りにくさですが、結論、本当に滑りにくいです!
雪の上でもゴムのグリップが効いて安定感があり、ガシガシ歩けます。
「滑るかも……」という不安が減り、安心して雪道を歩けるようになりました。
今シーズン、まだ路面が凍っていないので氷上では分かりません。今後、試したらご報告します
また、家の玄関が大理石風で、濡れた靴だとツルツル滑っていたのですが、このソールを付けたら滑りにくくなりました。
近くの銀行のエントランスの床も滑りやすくいつもヒヤヒヤしていたのですが、こちらもほぼ滑らなくなりました。
硬い地面や床で転ぶと大ケガにつながることもあるので、身の回りのいろんな場所で滑りにくくなってよかったです。
ただし、あらゆる場所で滑りにくいわけではない
滑りにくさを実感できる「ハイパーV スタッドレスソール」ですが、あらゆる場所で滑りにくいわけではありません。
場所によっては効果が感じられないことがあるので、ご注意ください。
パッケージには「高い耐滑性を発揮する場所」と「十分な効果が発揮できない場所」が書かれています。
高い耐滑性を発揮する | ・凍結した平坦な路面 ・雪が踏み固められた路面 ・濡れた大理石 |
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十分な効果が発揮できない | ・氷が融けて水膜がある路面 ・接地面積が少ない凸凹の凍結路面 |
私は濡れた路面を歩いた時に「滑りやすいかも」と感じました
十分な効果が期待できない場所は気を付けて歩くようにしてください。
初めに試し歩きするのがおすすめ
「ハイパーV スタッドレスソール」を付けると、ごくわずかですが、高さや重みが出ます。
そのため、私は歩きにくさを感じ、慣れるまで少し時間がかかりました。
最初から大雪の日に履くのは危ないかもしれないので、初めに2~3回、試し歩きすることをおすすめします。
ゴム100%で床を傷つけない・音がしない
「ハイパーV スタッドレスソール」の購入を決めたポイントの一つが、素材がゴム100%であるということでした。
雪道用の滑り止めといえば、金具の付いたスパイクタイプが思い浮かびますが、
・音がするんじゃないか
・床を傷付けるのではないか
という点が心配でした。
でも、ゴム100%ならその心配はなし! 音はしませんし、床や路面を傷付けることもありません。
電車やバスにもそのまま乗れますし、お店やオフィスにも取り外さずに入ることができます。
取り外さなくていいからラクです!
ゴムだけだから安心して履ける
さまざまな靴に取り付け可能
後付けで靴に取り付けるだけなので、サイズが合えばさまざまな靴に使えます。
滑り止め効果の高い靴を買うのも一つの方法ですが、買い替えるのが難しい時はこのような付け外しできるタイプが便利です。
持ち運びもしやすいので、出勤時は付けて会社に着いたら外す、旅先だけ付けるなどの使い方も可能です
色は黒のみ。カラーバリエーションが増えるとうれしい
滑りにくく使い勝手もよく満足度の高い商品ですが、デメリットを挙げるとすれば、色が黒だけという点です。
靴がブラックやダークグレー、ダークブラウンであればなじみますが、明るい色だと目立ってしまいます。
UGGのブーツに付けたらこんな感じ!
カラーのバリエーションが増えたら、もっといろいろな靴に使えるのにと思いました。
「ハイパーV スタッドレスソール」サイズ選びについて
「ハイパーV スタッドレスソール」のサイズは、以下の3つです。
サイズ | サイズ目安 |
M | 22.5~25センチ |
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L | 25.5~30センチ |
LL | 27~30センチ(大きめの防寒長靴など) |
私が注文するときに悩んだのが、MにするかLにするか。
スタッドレスソールを付けたいTHE NORTH FACEのブーツは、25センチ程度。
冬用なのでモコモコとして大きめ
サイズ表ではMでもいいのですが、Mでは小さい気がしたのでLを選びました。
結果的には、Lでピッタリでした。Mだったら少し小さかったと思います。
冬用の大きめのブーツに付ける場合は、ワンサイズ上がおすすめです。
革のブーツだったらMでもいいかなと思いました
まとめ
今回は「ハイパーV スタッドレスソール」のレビューをお届けしました。
「雪の日や凍結する日に滑ったらどうしよう」というのが毎年の悩みでしたが、このソールを付けることで心配が軽減できました。
冬の転倒が心配な方、滑り止めって本当に効果あるの?と思っている方は、試してみてはいかがでしょうか。
\老舗ゴムメーカーが開発した本格的な滑り止め/