
セキュリティソフトを「マカフィー」から「ウイルスバスター」に乗り換えました。
マカフィーは5年ほど使っていて大きな不満があったわけではないのですが、「説明が分かりづらい」と感じることは時々ありました。
そこで、日本でのシェアが高く、前々から気になっていたウイルスバスターに乗り換えてみることにしたのです。
実際にウイルスバスターを使ってみると、説明や画面構成が分かりやすく「使いやすい」と感じました。
今回は ウイルスバスター についてメリット、デメリットや使い心地をレビューしていきます。

ウイルス対策ソフトの新規購入や乗り換えを検討している皆さんに、口コミの一つとして参考にしていただけるとうれしいです
「ウイルスバスター」の特徴
ウイルスバスター
日本を狙ったウイルスに対する専門チームがあり、日本における脅威に強いのが特徴です。
製品は大きく分けて以下3つがあります。


画像引用:ウイルスバスター公式サイト
インストール可能台数 | 主な機能 | 通常価格(税込) | ダウンロード 3年版||
ウイルスバスタークラウド | 3台 | ・ネット詐欺対策 | 14,960円 | |
ウイルスバスター トータルセキュリティ | スタンダード | 6台 | ・ネット詐欺対策 ・個人情報漏えい監視 ・Wi-Fi通信の盗み見防止(VPN) | 16,940円 |
プレミアム | ・ネット詐欺対策 ・個人情報漏えい監視 ・Wi-Fi通信の盗み見防止(VPN) ・デジタルライフサポートプレミアム | 24,420円 |
「ウイルスバスタークラウド」と「ウイルスバスター トータルセキュリティ」のいちばんの違いは、インストール可能な台数です。
・ウイルスバスタークラウド=3台
・ウイルスバスター トータルセキュリティ=6台
機能は「ウイルスバスター トータルセキュリティ」のほうが充実しています。
「ウイルスバスター」のレビュー
ここから「ウイルスバスター」についてメリット、デメリットや使い心地をレビューしていきます。
①説明や画面構成が分かりやすい
ウイルスバスター


海外製のマカフィーは英語をそのまま日本語に翻訳しているようで、説明が分かりづらく感じることがありました。
画面構成も、やりたい操作がどこでできるのか分かりにくいことがありました。
その点、ウイルスバスターは日本人に直感的に分かりやすく作られていて、操作に迷うことがほとんどありません。
ストレスなく利用できるのは、大きなメリットです。
海外製のウイルス対策ソフトが使いにくいと感じる方には、ウイルスバスターをおすすめします。
②動きが軽く快適


ウイルスバスター
ただ、ネット検索してみると「重い」「重すぎる」といった口コミも見かけます。
人によって軽さが変わるということは、
・CPUやメモリ、ストレージの不足
・不要なアプリ、ソフト、ファイルが多い
など、パソコン自体の問題かもしれません。
私は作業中に重くなるのが嫌で、CPU、メモリ、ストレージは購入時からスペック高めにしています。



低スペックで安価なパソコンを買ったら、動きが悪すぎて買い替えた経験があるのです……
ウイルスバスターを入れて動きが悪くなった場合は、PCのスペックを高めにすると改善されるかもしれません。
③ネット詐欺対策「決済保護ブラウザ」で安心
ウイルスバスター
これはAmazonや楽天などのオンラインショッピング、銀行のオンラインバンキングのサイトを開くと、決済情報を狙った攻撃をブロックするブラウザが立ち上がるという機能です。
下記画像、右側の青い枠で囲まれているのが「決済保護ブラウザ」です。


画像引用:ウイルスバスター公式サイト
ネット詐欺が増加・巧妙化するなか、安心してネットショッピングや銀行取引ができる機能といえます。
ただし、初期設定のままだとサイトを開くたびに新しいブラウザが開くので、少し邪魔……。
必要なときだけ「決済保護ブラウザ」が開くようにするなど、適宜設定して使うのがおすすめです。
④リンクの安全性表示機能あり
ウイルスバスター
これはリンク先が安全なら緑、評価できない場合はグレーなど色別で示されるというもの。


画像引用:ウイルスバスター公式サイト
私は情報収集でさまざまなサイトをチェックするので、安全性の高さがパッと見で分かるのは便利だなと思いました。
ただ、大手企業のサイトは安全(緑)、中小企業のサイトや個人ブログは未評価(グレー)と、だいたい決まっているので、気を付けて見れば自分でも判断できるかなという気も……。
また、画面がカラフルになり、慣れるまでは少し邪魔に感じてしまいます。
こちらも設定で非表示にできるので、必要に応じて使うのがおすすめです。
⑤「データ消去ツール」でファイル削除
ウイルスバスター


データ消去ツールは、ファイルを上書きして復元できないようにする機能です。
私は仕事上、機密情報や個人情報を扱うことがあり、案件が終了したらデータを消去しなければなりません。そのためにファイル削除機能は欠かせません。
マカフィーにもシュレッダー機能がありましたが、データを完全消去できるツールがあることは私にとってはメリットの一つになります。
⑥価格はやや高め


ウイルスバスター
3年版の製品を比べてみると、こんな感じ。
商品名 | インストール可能台数 | 3年版の価格(税込) | |
ESET | ESET HOME セキュリティ エッセンシャル | 3台 | 9,460円 |
ノートン | ノートン360 デラックス | 3台 | 14,480円 |
ウイルスバスター | ウイルスバスタークラウド | 3台 | 14,960円 |
マカフィー | McAfee+ プレミアム | 無制限 | 15,000円 |
価格を重視するならESETがおすすめ。ノートンはウイルスバスターよりも若干安価になります。
4台以上にインストールするなら、マカフィーが割安です。
ウイルスバスターは決して安くはありませんが、日本に本社があるという安心感、日本的な使いやすさがあり、そのあたりを求める方におすすめです。
まとめ
今回は「マカフィー」から「ウイルスバスター」に乗り換えて感じる、「ウイルスバスター」のメリットやデメリット、使い心地などをお伝えしました。
ウイルスバスター
体験版は30日無料で利用できますので、興味のある方はまずは試してみてはいかがでしょうか。



