【40代向け】年賀状じまいの文例/書き方のポイント、アレンジ例、出す時期を解説

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年賀状じまいをする人が増えています。

40代だと学生時代から年賀状を書いてきていて、年賀状じまいするかどうか迷っている方が多いのではないでしょうか。

年賀状じまいはネガティブにとらえられがちですが、実は前向きなものなのではないかと思います。

なぜなら、年賀状じまいを知らせる時には、メールやSNSなど新たな連絡方法を提案するからです。

年齢や環境の変化によって連絡方法をアップデートしていくと考えれば、やりやすいのではないでしょうか。

とはいえ

どんな方法で出せばいいの?
いつ出すの?
何を書けばいい?

など疑問がいっぱいですよね。

今回は、年賀状じまいの文例や書き方のポイント、アレンジ例、出す時期などを紹介します。

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目次

年賀状じまいを伝える方法と出す時期

年賀状じまいを伝える方法は、大きく分けて3つあります。

伝える方法出す時期
年賀状1月7日(松の内)まで
寒中見舞い1月7日(松の内)から2月4日(立春)
メール・SNS11月中

①年賀状

 伝える方法 出す時期
 年賀状1月7日(松の内)まで

年賀状の中で、新年の挨拶に加えて年賀状じまいについても伝える方法です。

いつもの年賀状にメッセージをプラスして作ればいいので比較的出しやすく、相手も目に留めてくれやすい方法といえます。

ただ、年賀状に「年賀状は最後」と書くのは失礼と考える人もいます。

②寒中見舞い

伝える方法 出す時期
 寒中見舞い1月7日(松の内)から2月4日(立春)

年賀状はあえて出さずに、寒中見舞いで年賀状じまいを伝える方法です。

年賀状に年賀状をやめることを書くのは気が引けるという方は、寒中見舞いのほうがいいでしょう。

ただし、毎年年賀状をやりとりしている相手には、寒中見舞いが届くまで「今年は年賀状が来ないな」と心配される可能性があります。

寒中見舞い=寒い時期にお互いの健康を気使って送る季節の挨拶状
投函時期=1月7日(松の内)から2月4日(立春)

③メールやSNS

伝える方法 出す時期
 メール・SNS11月中

ハガキではなくメールやSNSで年賀状じまいを伝える方法です。

手軽で便利ですが、目上の人や仕事関係の方には失礼に当たるため、仲のいい友人や家族宛てに限定される方法です。

12月に入ると年賀状を準備する人が増えるので、11月中には送りましょう。

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年賀状じまいの書き方のポイント4選

ここからは年賀状や寒中見舞いで年賀状じまいを伝えるときの書き方のポイントをお伝えします。

年賀状じまいに対してはマイナスのイメージを持っている人も少なくありません。

相手を不快な思いをさせないように、細かいところまで気を配って作りましょう。

①丁寧な言葉遣いを心がける

相手の方が目上の人であればもちろん、友達や仕事仲間であっても丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

年賀状じまいの連絡を絶縁宣言ととらえる人もいます。

年賀状を終わらせるのはあくまで自分の都合になりますので、礼を尽くして伝えることが大切です。

②感謝の気持ちを伝える

40代の方ならば、学生時代から年賀状を送っている方が多いと思います。

同じように、相手の方も10年、20年と長きにわたって年賀状を送ってくれているはずです。

年末の忙しい時に自分のことを考えて年賀状を書いて送り続けてくれたことに対して、きちんと感謝の気持ちを伝えしましょう。

③ほかの人に対しても同じように年賀状じまいをすることを伝える

その人だけでなくほかの人に対しても同じように年賀状じまいをすることを伝えるのも大事なポイントです。

特定の人だけ年賀状じまいするような文面だと、相手の気分を害してしまうからです。

「皆様」「どなた様」といった言葉を使って、全員に対して年賀状じまいをすることを暗に伝えましょう。

④新しい連絡方法を提案する

年賀状をやめるからといって、疎遠になりたいというわけではないはずです。

年賀状じまいをした後の新しい連絡方法も提案しておきましょう。

代替手段を示すことでお付き合いを続けたい想いが伝わり、相手の方に不快な思いをさせずに済みます。

新しい連絡方法

・メール
・LINE
・電話

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年賀状じまいの文例【年賀状で出す場合】

基本の文例

あけましておめでとうございます

昨年は大変お世話になりました
今年もどうぞよろしくお願いいたします

さて誠に勝手ながら、本年をもちまして皆さまへの年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにしました
長年にわたり温かい年賀状をありがとうございました
今後はメールやLINEで変わらぬお付き合いさせていただければ幸いです

皆さま方にとりましてより良い年でありますよう心よりお祈り申し上げます

書き方のポイントを具体的に解説していきます。

①通常の新年の挨拶

冒頭は通常の新年の挨拶で始めます。

あけましておめでとうございます
昨年は大変お世話になりました 今年もどうぞよろしくお願いいたします

②年賀状じまいすることを伝える

次に年賀状じまいをすることを伝えます。

さて誠に勝手ながら 本年をもちまして皆さまへの年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにしました

アレンジ例

  • 誠に勝手ではございますが
  • 私ごとで恐縮ではございますが
  • 本年で新年の挨拶状をご遠慮させていただくことにしました
  • 今年限りで年賀状を卒業することにしました
  • 本年をもちまして年賀状じまいをさせていただくことにしました

理由を加えてもOK

  • 40歳の節目を迎え
  • 時代の流れもあり
  • 時代の移り変わりを感じることもあり
  • デジタル化の波が押し寄せるなか
  • ライフスタイルの変化に伴い

③感謝の気持ちを伝える

これまで年賀状をやりとりしてくれたことに対する感謝の気持ちを伝えます。

長年にわたり温かい年賀状をありがとうございました

アレンジ例

  • これまで楽しい年賀状をお送りいただき、心から感謝しています
  • 心のこもった年賀状を毎年楽しみにしておりました

④今後の連絡方法を伝える

年賀状じまいをした後、どのように連絡し合うか代替案を提案します。

今後はメールやLINEで変わらぬお付き合いさせていただければ幸いです

アレンジ例

  • 来年からはメールやSNSで近況報告させていただければと思います
  • 今後はメールやSNSによるご挨拶に代えさせていただきます
  • 新年のご挨拶の場をSNSに移させていただきます

⑤締めの言葉

最後に、相手の幸せや健康を願う言葉で締めます。

皆さま方にとりましてより良い年でありますよう心よりお祈り申し上げます

アレンジ例

  • 皆さま方のご多幸を心よりお祈り申し上げます
  • 笑顔にあふれ幸多き年でありますよう心からお祈りしております
  • 皆さまにとりましてすてきな一年になりますように
【POINT】手書きで一言添えよう

文例を印刷するだけだと、味気なくなってしまいます。一言だけでもメッセージを手書きしておきましょう。

新しい形で関係を続けていきたいという気持ちが伝わるはずです。

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年賀状じまいの文例【寒中見舞いで出す場合】

基本的に年賀状とほぼ同じ構成ですが、冒頭と締めの言葉が変わります。

寒中お見舞い申し上げます

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか
おかげさまで私は元気に過ごしています

さて、丁寧な年賀状を頂きながらご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません
大変恐縮ですが、時代の移り変わりもあり、本年より年賀状を控えさせていただくことにしました

これまで長きにわたって心のこもった年賀状をありがとうございました
今後はメールやSNSでご挨拶させていただきたいと存じます
引き続き変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願い申します

まだまだ寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください

りん

こちらの文例をベースにアレンジしてください

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年賀状じまいのハガキを用意する方法

年賀状じまいのハガキを用意する方法は、大きく分けて3つあります。

①市販の年賀状を利用する

年賀状じまいの増加に伴い、年賀状じまい用の年賀状が販売されています。

基本的な文章は印刷されていますので、一言書き添えればすぐに出せますよ。

\おしゃれな年賀状がたくさん!/

②年賀状印刷サービスを利用する

年賀状印刷サービスでも、年賀状じまい用のテンプレートや例文を用意しているところがあります。

おすすめは、年賀状じまい用のテンプレートが数多くそろっている「おたより本舗」。

文章を自由に編集できるデザインならば、アレンジも可能です。

\2025年版は10月にオープン予定/

年賀状じまい用のテンプレートがなくても、文章を自由に書き換えられるデザインであれば年賀状じまい用に転用することが可能です。

ご紹介した文例を参考に書き換えてみてください。

\2025年の年賀状は秋に登場予定!/

③自作する

より自由に年賀状を作りたいのであれば、自分で作ってしまいましょう。

自作する方法にはWord、年賀状ソフトなどがありますが、おすすめは「Canva(キャンバ)」です。

Canvaは無料で使えるオンラインのデザインツールです。

SNSやブログのロゴ、名刺などさまざまな物が作れますが、年賀状も作ることができます。

\おしゃれな年賀状が無料で作れる!/

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まとめ

年賀状じまいをする人は増えているものの完全に浸透しているわけではないので、迷っている方が多いのではないでしょうか。

相手がどんなふうに感じるのか、不愉快に思わないのか、気になりますよね。

でも、メールやSNSで連絡を取れるようになれば、新しい形のコミュニケーションができる可能性があります。

ご紹介したポイントを参考に失礼のないように年賀状じまいを伝えて、変わらずいい関係が続くことを願っています。

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