【体験レビュー】やよいの青色申告オンライン無料トライアル/弥生ユーザーは使いやすい

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フリーランスになってから10年以上、インストール型の会計ソフト「やよいの青色申告」を使ってきました。

慣れているので使いやすいのですが、もしかしたら「クラウド型」のほうが作業効率をアップできるのでは?と思うように。

そこで、弥生のクラウド型会計ソフト「やよいの青色申告オンライン」を無料トライアルしてみることにしました。

この記事では、 の使用感をレビューしていきます。

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目次

「弥生」とは?

は、1978年創業の老舗「弥生株式会社」が提供する会計ソフトのブランド名です。

弥生株式会社は、「弥生会計」「やよいの青色申告」などさまざまなソフトを販売し、個人事業主・中小企業などスのバックオフィスの支援を行っています。

りん

会計ソフトといえば「弥生」を思い浮かべる方も多いのでは?

「弥生会計」と「やよいの青色申告オンライン」の違い

弥生の製品はたくさん種類があって、少し分かりにくいかもしれません。

そこで、初めに弥生のソフトについて説明します。

弥生のソフトの種類

弥生のソフトをざっくり分けると、以下のとおり。

 主な対象製品名
会計ソフト
法人弥生会計25
弥生会計オンライン
確定申告ソフト個人事業主
フリーランス
やよいの青色申告25

「弥生会計」は法人向けなので、個人事業主・フリーランスの選択肢

やよいの青色申告25

のどちらかになります。

「弥生会計25」「やよいの青色申告25」の「25」は西暦を表し、年によって変わります

白色申告は特別控除がないなどメリットが少ないため、青色申告のみに注目します

「やよいの青色申告」と「やよいの青色申告オンライン」の違い

やよいの青色申告 の大きな違いは、インストールする必要があるかないかです。

「やよいの青色申告は、パソコンにソフトをインストールして使うタイプで、作業できるのはインストールしたパソコンのみです。

「やよいの青色申告オンライン」は、ウェブサイトにアクセスしてIDやパスワードでログインして使うタイプで、パソコンでもスマホでもタブレットでも使えます。

 種類インストール対応デバイス
やよいの青色申告25インストール型必要インストールしたPCのみ
やよいの青色申告オンラインクラウド型不要問わない
(PC・スマホ・タブレットいずれもOK)

インストール型、クラウド型それぞれにメリット・デメリットがありますが、近年はクラウド型を利用する人が増えています。

そのため、当記事ではクラウド型のソフトを紹介します。

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「やよいの青色申告オンライン」の特徴

ここからは の特徴を押さえていきましょう。

「やよいの青色申告オンライン」基本情報

  パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
月額プラン
年額プラン10,300円
(月約858円)
17,250円
(月役1,438円)
30,000円
(月2,500円)
サポートチャット、メール、電話チャット、メール、電話

主な特徴は、以下の通り。

①利用者が多い

個人事業主のクラウド会計ソフトの利用シェアではおよそ半分を占めています。

画像引用/「クラウド会計ソフトの利用状況調査」MM総研調べ

②料金は比較的リーズナブル

やよいの青色申告オンラインは、最も安い「セルフプラン」は年額10,300円で、他社に比べると割安です。

「やよいの青色申告オンライン」の料金

プラン年額(税別)
セルフプラン10,300円
ベーシックプラン17,250円
トータルプラン30,000円

・マネーフォワード/年額10,800円~
・freee会計/年額11,760円~

りん

会計ソフトの費用を抑えたい人にはうれしい!

③サポートが手厚い

やよいの青色申告オンラインでは、中位プランの「ベーシックプラン」でも電話で問い合わせができ、手厚いサポートが受けられます。

・マネーフォワード、freee会計の電話での問い合わせは、最上位プランのみ

りん

電話で細かく質問できるのは大きなメリット!

④無料お試し1年間

やよいの青色申告オンラインの無料トライアルの期間は1年間ありますので、じっくりと考えてから選ぶことができます。

・マネーフォワード、freee会計の無料お試し期間は1カ月

りん

1年分のソフト代を浮かせることも可能

⑤レシート撮影による記帳の枚数制限なし

やよいの青色申告オンラインのレシート撮影による記帳は、枚数制限がありません

レシート撮影による記帳=スマホカメラでレシートを撮るだけで、自動的に記帳できる機能

レシート撮影による記帳はマネーフォワードでもfreeeでも同じようにできますが、弥生だけ枚数制限がないのが特徴です。

りん

レシートの枚数が多い人は、弥生が便利!

⑥スマホからは電子申請(e-Tax)できない

やよいの青色申告オンラインのデメリットとしては、スマホからは電子申請(e-Tax)できないことが挙げられます。

電子申請(e-Tax)する場合は、パソコンで行います。

電子申請(e-Tax)=確定申告書をオンラインで提出すること。

スマホで確定申告したいという方には、マネーフォワード、freeeのほうがおすすめです。

・マネーフォワード、freeeは、スマホから電子申請可能

\公式サイトで特徴を見る/

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「やよいの青色申告オンライン」レビュー

ここからは「やよいの青色申告オンライン」を実際に使ってみた感想をレビューとしてお届けします。

①弥生ユーザーは使いやすい

私は「やよいの青色申告」(インストール型)を利用しているので、同じ弥生の製品ということで使いやすかったです。

画面の表示や構成、勘定科目などが「やよいの青色申告」と似ているからです。

記帳もしやすいし、確定申告もやりやすいのかなと思いました。

「やよいの青色申告」を使いやすく感じていて、同じような感じで会計業務をしたいという方にはおすすめです。

②自動取込&仕訳がラク

銀行やクレジットカードと連携すれば、取引データの自動取込&仕訳が可能です。

この機能はインストール型の「やよいの青色申告」や「マネーフォワードクラウド確定申告」「freee」にも備わっていますが、入力の手間が省けてとてもラクです。

③勘定科目が解説付きで分かりやすい

面白いなと思ったのが、勘定科目に解説が付いていることです。

「かんたん取引入力」で勘定科目を選ぶと、「勘定科目」の横に具体例など解説が書いてあるんです。

例)

・事業主貸/事業資金から支払った生活費など
・通信費/電話・インターネット料金、はがき代など

勘定科目だけでは分かりにくくても、具体例が書いてあれば迷わずに選べますよね。

このような解説は「やよいの青色申告」にはないので、便利だなと思いました。

④初心者には少し難しいかも

使いやすい工夫は随所にされているのですが、初心者が使いやすいかといわれると少し難しいかもしれません。

勘定科目を選ぶときなど、ある程度の会計の知識が必要になるからです。

初心者の方は、マネーフォワードやfreeeのほうが使いやすいかもしれません。

⑤読み込みに時間がかかる

画面の切り替えやレシートのデータ取り込みなど、全体的に読み込みに少し時間がかかります

慣れたら気にならないのかもしれませんが、もう少し早いほうがうれしいかな。

⑥レシート撮影による仕訳がラク

スマホにアプリをインストールすれば、レシート撮影による仕訳ができます。

日付や金額だけでなく、レシートによっては支払い先や勘定科目まで取り込んでくれるので、手間がグンと減ってとっても便利。

ただ、先ほどお伝えしたように、レシートのデータ取り込みにやや時間がかかります。これは残念なところです。

うれしい点としては、レシート撮影の枚数制限がないこと。

他社は「5枚まで」など制限があったりするのですが、弥生はなし。

レシートの枚数が多い人なら、弥生がおすすめです。

⑦Misocaと連携で請求書作成がラクに

弥生の と連携すれば、請求書の作成・管理もできます。

画面はシンプルで見やすく課税設定もしやすいので、使い勝手がいいです。

月10通までの請求書は無料でOK。私は自分で作る請求書は月数通のため、無料プランで十分だなと思いました。

さらに、弥生の「スマート証憑管理」と連携すれば請求書をクラウド上に保存できるので、連携することでより使いやすくなると感じました。

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⑧価格改定でやや高めの設定に

弥生では2024年春に価格改定があり、各プランともに値上げされました。

弥生のソフトといえば比較的安価なイメージでしたが、現在は決して安くありません。

「ベーシックプラン」は年額13,800円から3,450円の値上げで年額17,250円となり、マネーフォワードの「パーソナル」の年額15,360円よりも高くなりました。

やよいの青色申告オンラインマネーフォワードクラウド確定申告
セルフプラン年額10,300円パーソナルミニ年額10,800円
ベーシックプラン年額17,250円パーソナル年額15,360円
トータルプラン年額30,000円パーソナルプラス年額35,760円

(税別)

弥生はベーシックプランでも電話サポートが付いているので、その分高いのかなという気がします。

これまで弥生を使っていたのは安いからという理由もあったのですが、この価格差だと弥生とマネーフォワードで迷うなと思いました。

▼【弥生公式】価格改定などのお知らせ

https://www.yayoi-kk.co.jp/news/20231110.html

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「やよいの青色申告オンライン」レビューまとめ

「やよいの青色申告オンライン」を一通り試してみた感想をまとめると、こんな感じ。

メリットデメリット
「やよいの青色申告」利用者は使いやすい
勘定科目の解説など初心者向けの工夫あり
レシート撮影の枚数が無制限
請求書作成がしやすい
読み込みに少し時間がかかる
価格改定でやや高めの設定に

シンプルな構成とデザインなので、慣れたら使いやすいだろうと感じました。

特に「やよいの青色申告」利用者は、同じ弥生製品ということで安心感もあると思います。

デメリットもありますが、作業がラクでかなり効率化できると考えると、個人的には移行ソフトの候補に確実に入ります。

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まとめ

本記事では、「やよいの青色申告オンライン」の使用感をレビューしました。

私と同じように、「やよいの青色申告」を使っているけれど、クラウド型の「やよいの青色申告オンライン」が気になっている方は多いのではないでしょうか。

クラウド型なのでブラウザですべての作業ができるうえ、便利な機能が満載で、会計作業にかける時間と労力を削減できるはずです。

1年間じっくりと無料トライアルできますので、ぜひお試ししてみてください。

\無料トライアルで1年間使ってみる/

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