ブログを作成・運営するためには、デザインの技術や知識も必要です。
しかし、デザインの経験がゼロだと
・何から始めたらいいか分からない
・自己流で作ったけれど、何かダサい……
とブログ作りが進まなくなってしまいます。
デザインの勉強方法はいろいろありますが、ブログデザインのためならば、まずは情報がぎゅっと詰まっていて独学できる本で学ぶといいですよ。
そこで今回は、ブログ初心者におすすめのデザイン本2冊をご紹介します。
私は最初にこの2冊で学んで、ブログのデザインを作りました。
ブログの始め方はこちらの記事を参考にしてください。投稿までにやることを10ステップで紹介しています。
【1冊目】『Webデザイン良質見本帳[第2版] 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集』
1冊目は『Webデザイン良質見本帳[第2版] 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集』です。
こんな人におすすめ
この本は
デザインのイメージは何となくあるけれど
・まとまらない
・何から手を付けたらいいか分からない
そんな人にまず読んでもらいたい一冊です。
どんな本?
『Webデザイン良質見本帳[第2版] 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集』は、良質なWEBサイトのデザインを集めたデザイン集です。
フリーランスクリエイターの久保田涼子さんが手がけています。
主な内容は、以下のとおりです。
・Webデザインの基礎知識
・印象から考えるデザイン
・配色から考えるデザイン
・業種・ジャンルから考えるデザイン
・レイアウトや構図から考えるデザイン
ブログのロゴやアイキャッチ画像を自分で作るなら、Canvaがおすすめです。
おすすめポイント
私がおすすめする理由は、以下の3点です。
①デザインの基礎が分かる
②どのようなデザインにしたらいいか分かる
③どの色を選べばいいか分かる
①デザインの基礎が分かる
冒頭の「Webデザインの基礎知識」という章では
・Webサイトで扱う画像
・色彩の基礎知識
・配色の基礎知識
などについて書かれていて、デザインの基礎が学べます。
「Webサイトで扱う画像」では、ブログ等でよく使う画像形式「JPEG」「GIF」「PNG」「WebP」の長所、短所が分かりやすくまとめられています。
私はブログを始めるまで「JPEG」以外はよく知りませんでしたが、今では「PNG」もよく使っていますし、記事の画像の多くは「WebP」でアップしています。
WebP(ウェッピー)は、透過性があり、JPEGやPNGよりもサイズが軽い、新しいタイプの画像です。
②どのようなデザインにしたらいいか分かる
「印象から考えるデザイン」という章では
・透明感
・ナチュラルで優しい
・キュートで可愛い
・堅実で信頼感のある
・女性的な柔らかな
など、印象別にデザインが紹介されています。
「こんな印象のブログにしたいな」と考えている人は多いと思うのですが、それを言葉にするのは難しいですよね。
私もブログのデザインを考え始めた当初、「シンプル」「柔らかい感じ」など言葉は浮かぶけれど、実際にどのようなデザインかと問われると答えられない状態でした。
しかし、この「印象から考えるデザイン」を読んで、私の作りたいブログは
・シンプルですっきりとしたデザイン
・ナチュラルで優しいデザイン
を組み合わせたものだと明確になりました。
③どの色を選べばいいか分かる
「配色から考えるデザイン」という章では、黄、赤、ピンク、青など、色別にデザインが紹介されています。
ブログデザインを考える時、色もポイントの一つですが、たくさんある色の中から決めるのは難しいですよね。
私は、青、茶色、グレーがいいなと思いつつ、どの色にするか決めかねていたのですが、「配色から考えるデザイン」を見て、「白やグレーを基調とした配色」にしようと決めました。
\当サイトでは、WordPressテーマ「SWELL」
【2冊目】『とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!!』
2冊目は、『とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!!』です。
こんな人におすすめ
この本は
デザインの方向性や色は決まったけれども
・トップページ
・ロゴ
・アイキャッチ画像
をデザインしようとしたら、手が止まってしまった
そんな人に読んでもらいたい一冊です。
どんな本?
『とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!!』は、初心者向けにデザインのコツを分かりやすく解説している本です。
ingectar-e(インジェクター イー)というデザイン事務所が手がけています。
主な内容は、以下のとおりです。
・レイアウトのコツ
・文字と文章
・配色アイデア
・ビジュアル
・あしらいと装飾
ロゴやイラストは、ココナラでクリエイターに依頼するのもおすすめです。
おすすめポイント
①図や写真、作例がふんだんに使われていて分かりやすい
②レイアウトのコツが分かる
③フォントの選び方、使い方が分かる
①図や写真、作例がふんだんに使われていて分かりやすい
図や写真、作例がふんだんに使われていて、とても分かりやすいです。
初心者は、難しい用語を使われるとなかなか理解できませんが、本書は「おすすめのデザイン」「Before→After」などが図や写真、作例で具体的に示されていて、見るだけで理解できます。
②レイアウトのポイントが分かる
初心者だと「レイアウト」といわれてもどうしたらいいか分からないという人が多いのではないでしょうか。
レイアウトとは、文字や写真を効果的に配置することです。
私も、ふんわりとイメージはあっても、具体的に何から手を付けたらいいのか、さっぱり分かりませんでした。
しかし、「レイアウトのコツ」という章を読んで
・レイアウトの手順
・レイアウトのポイント
を知ったことで、レイアウトの作業が一気に進みました。
特に参考になったのは
・情報をまとめる
・文章や写真をそろえる
という点です。
・同じグループの言葉や素材をまとめる
・文字の頭や写真の高さをそろえる
これだけでも整ったデザインになることが分かり、大収穫でした。
③フォントの選び方、使い方が分かる
フォントの選び方、使い方もよく分かります。
「文字と文章」という章では、基本のフォントとその特徴、使い方がまとめられていて、どのフォントを選べばいいか、どのように使ったらいいか分かります。
私は、ブログ開始から半年で、トップページをサイト型に変更しました。
デザインの知識は、トップページ作りにも役立ちます。
本で基礎を学んでから本格なブログづくりへ
ブログはデザインも大切ですから、本格的に運営を始める前にデザインの基礎は押さえておきたいところです。
そのために、今回ご紹介した2冊はきっと役立つはずです。
私は今でもデザインに迷った時は開いています。
ぜひ手に取ってみてくださいね。